おすすめ度：★★☆☆☆ 呪われた物を集めた博物館の少し不思議でゾクゾクする物語
GMMTVのタイドラマ「Midnight Museum / ミッドナイト・ミュージアム」（2023年）を観ました！どこにでもあるような普通のものばかりをコレクションした博物館。しかし、ここに集められた展示物はどれも呪われたストーリーのあるものばかりだった…。
深夜に招待された人しか入れないミッドナイト・ミュージアムを舞台に、次々と起こる不可解な出来事。博物館オーナーとその仲間たちで送る少し不思議でゾクゾクするサスペンス・ホラー。
このドラマ「Midnight Museum / ミッドナイト・ミュージアム」はGMMTVの公式YouTubeチャンネルで無料で見ることができます！このブログを書いている時点で、字幕は英語のみとなっています。
ミステリアスな博物館のオーナーMr.カタ
このドラマは、呪いの品々を集めた博物館のオーナーMr.カタが、ある男性から呪われたタイプライターを受け取るところから始まる。深夜にしか開館しないこの博物館は、オーナーが生涯を通して集めた呪いのコレクションを展示。この博物館には招待された者しか、足を踏み入れることができない。
このドラマ、キャストがとても豪華で、しかも大勢！そのため、少し見ただけでは誰がメインキャストなのか正直よくわかりません…。とはいえ、Mr.カタがこの物語の鍵を握っているのは間違いなさそうです。そもそも、不思議な力を持つMr.カタは人間なのか？それともゴーストなのか？
そんなミステリアスなMr.カタ役を演じているのは、「ゴースト・ラボ：禁断の実験」のトー・タナポップ・リーラットタカチョーン（Tho Thanapob Leeratanakachorn）。
博物館で学芸員の仕事を始めたドーム
ある日、Mr.カタが訪れたカフェでアルバイトをしていたドームは、やむない事情で仕事を失い、貯金もないなか借りていたアパートを追い出されそうになっていた。そんなドームを博物館に招き入れたMr.カタ。意志確認もないまま、すぐに制服を与えられ、ドームは博物館で働きはじめる。
博物館に出入りするようになり、次々と不可解な出来事に遭遇することになるドーム役を演じているのは、「Theory of Love／セオリー・オブ・ラブ」のガン・アタパン・プーンサワット（Gun Atthaphan Phunsawat）。そうです、あの大人気オフ＆ガンのガンです。でも、このドラマにはオフはいないみたい。
GMMTVの豪華キャスト大集合！
このタイドラマ、なんと言ってもキャストが豪華！ゲスト的に出演している俳優さんたちは皆、今が旬の若手人気俳優さんばかりなんです。
まず、ドームの同僚学芸員の役に、ナムターン・ティパナリー・ウィーラワトノドム（Namtan Tipnaree Weerawatnodom）が登場。ミステリアスで不思議な透き通った感じの役所に、コスプレ感強めの衣装もよく似合っています。
そして、驚いたのが大人気BLドラマ「Together The Series」（2020年）のブライト・ワチラウィット・チワアリー（Bright Vachirawit Chiva-aree）。このドラマのテイストがサスペンス・ホラーなのもありますが、今回のブライト、かなり不気味です。怖いです。でも明るく楽しいだけよりも、こういう役柄の方が演じるのは難しそう。
ブライトと一緒に「F4 Thailand BOYS OVER FLOWERS」（2021年）にゴーヤー役（牧野つくし）で出演していたトゥ・トンタワン・タンティウェーチャクンも登場。主役級の俳優さんがゲストロールで出てくるとビックリしてしまいますが、これもきっとGMMTVのなせる技。
そうこうしているうちに、「Dark Blue Kiss / 僕のキスは君だけに」（2019年）で人気を博したテイ＆ニューのテイ・タワン・ウィホクラット（Tay Tawan Vihokratana）も出てきます！
ほかにも、GMMTVのタイドラマ作品で常連の人気俳優さんが次から次に登場します。そこもまたこのドラマのうれしいところ。
ただ…脇のキャストが多く、豪華になると、今度はメインキャストの存在感が落ちてくるのも否めない…。そうなると、ストーリーがどんどんショボくなってしまう気も。でもそれは仕方がないのかなぁ。あとは俳優さんたちの露出を維持するとか、話題作りとか、製作サイドの意図もあるのかもしれません。
そういった意味でも、人気俳優さんたちのシーンとミステリアスな雰囲気を楽しみつつ、流し見するにはとてもいい作品。でも、振り返ると…正直シナリオはあんまりよく覚えていなかったりします…！
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