タイドラマ「The Curse of Saree / サリーの呪い」(2022年)One31 おすすめ キャストとあらすじ

おすすめ度:★★★★★ 王子との結婚は波乱の展開に!少し異色のミステリードラマ


タイドラマ「The Curse of Saree / サリーの呪い」(2022年)を観ています!南アジアのマントラプラという王国の王子と電撃結婚することになったヌアンの妹。結婚準備を手伝うためにヌアンは王宮を訪れるが、この結婚は最初から波乱の展開に!その一方で、ヌアンが夢の中で拾った大きな真珠は、70年間行方がわからなくなっていた曽祖母サリタ女王の宝だった。ヌアンはこの王国の伝承にある「遠くの地から来た人」なのか?少し異色のミステリードラマ。


姉が外国の王子と電撃結婚!

主人公のヌアンは、タイで人気のファッションデザイナー。仕事も順調にいっていたある日、実の妹パットが突然、外国の王子と電撃結婚するテレビニュースが飛び込んできた!家族みなが唖然とするなか、ヌアンは訳もわからぬままとりあえず妹の元を訪れ、結婚準備を手伝うことに。


パットの婚約者は、南アジアにある「マントラプラ」という王国のチャイタット王子で、じきに王位を継承する立場にある人物。マントラプラは19世紀、時代の流れに逆らえずインドなどと同様にイギリスの植民地となったが、その後に独立を宣言。その間に、ビジネスで栄えたファスタ一族が王国の富を掌握してしまっただけでなく、代々受け継がれてきた宝「王家の紋章」が消えてしまっていた。


ちなみに、「マントラ王国」の「マントラ」は、古代インドで使われていたサンスクリット語で「真言」の意味があり、神秘的な力を持つとされる語句。


海外のホットドッグ・スタンドで出会い、恋に落ちたパットとチャイタット王子は、本人同士で結婚を決めた。しかし、外国人(タイ人)を巻き込んだ王国の結婚はそう簡単にいかない!姑女王や周囲の嫌がらせ、議会の反発と圧力、ビジネス利権の絡むファスタ一族も参戦してきて… ドラマチックな波乱の始まりです。


このドラマの見どころのひとつが異国情緒豊かなマントラプラのサリーをはじめとする衣装の美しさ。インドをモデルにした架空の国(というかほぼインド)の文化ですが、衣装や刺繍がとても美しい。そこにファッションデザイナーの主人公ヌアンが、マノトラプラ伝統のドレスにタイの織物をアレンジしたデザインを披露するなどしてさらに華を添えています。


美人姉妹のパットとヌアン。ヌアン役は、大人気女優のバイフォーン・ピムチャノック・ルーウィセートパイブーン(Baifern Pimchanok Luevisadpaibul)が、妹パット役は、リッチー・オラナテ(Richy Oranate D.caballes)がそれぞれ演じています。


夢で拾った大きな真珠

マントラプラに到着し、姉と再会したヌアンは、絢爛豪華なゲストムールに案内され、その日は眠りについた。その夜のこと、夢で美しい女性の後ろ姿を見たヌアン。王宮の庭を進んでいくその女性を追いかけていったヌアンは、その女性のブレスレットから大きな真珠が一粒落ちたのを見た。翌朝目が覚めると、ベッドで眠っていたヌアンは、その夢で見た真珠を握りしめていた。


その真珠は、2人の王子の曽祖母にあたるサリタ女王のブレスレットの一部だと判明。しかも、それは70年もの間行方不明になっていて、ヌアンが一晩で見つけられるようなものではなかった。マントラプラには「遠くの地」からやってくる女性が王国に幸福をもたらすという伝承がある。


その女性はパットなのか?それともヌアンなのか?チャイタット王子とその兄キリジ王子はヌアンの存在が気になりはじめる。


兄キリジ王子役をシーン・ジンダチョット(Sean Jindachot)、弟チャイタット王子をコング・ウィッタヤー・テプティップ(Kong Wittaya Teptip)がそれぞれ演じています。どちらもこのドラマで初めて見る俳優さんですが、演技中の表情が本格派っぽくてすごくイイ!


マントラプラが抱える問題

一見豊かに見えるマントラプラは、実はさまざまな問題を抱えている。ある日、チャイタット王子に連れられて姉妹が訪れたのは、有害物質を出している工場の周辺に住む貧しい人たちのための質素な医療施設。


生計を立てるためにその工場で働く人がほとんどで、保障されない健康被害に声をあげることもできずにいた。医師でもあるキリジ王子は、その医療施設でまともな医療が受けられない人たちの治療にあたっていた。


その光景に衝撃を受けるパットとヌアン。「なぜ政府が工場を規制しないのか」と憤るも、そこがマントラプラが抱える闇でもあった。イギリス植民地時代にビジネスで成功したファスタ一族が、どさくさに紛れて国からさまざまな物を奪い、財力にものを言わせて国民の生活をコントロールし、娘サウィトリーをチャイタット王子と結婚させて王族を乗っ取ろうとしていた…。


ところで、キリジ王子が兄なのに、なぜ弟のチャイタット王子が王位継承者なんでしょうか?


実は、2人は異母兄弟で、兄キリジは国王の前妻だったアメリカ人のアマンダ前王妃の息子。外国の血が流れているため、ヒンドゥーのルールで兄は王位継承権を与えられず、後妻の現王妃の息子チャイタットが現国王の次に王位につくのだとか。そのためキリジ王子は医師として国民に奉仕しているそう。


サリタ女王が残したサリー

2人の王子がまだ幼かった頃、宮殿で曽祖母サリタ女王の亡霊をみた。部屋の衣装箱を開けると、そこにはたくさんのサリーが。サリタ女王はそこにあるすべてのサリーをそのまま大事にするように言った。豪華なものだけでなく、シンプルなものも。そうすれば、すべてそのまま返ってくると…。


知れば知るほどマントラプラは危うい状況にある。消えた紋章の問題だけでなく、王室が外部の権力者に乗っ取られかねない事態に。かつてサリタ女王は「ある日、遠くの地から来た者が紋章の隠し場所を探し当てる」との言葉を残してこの世を去った。


それがこの国の伝承となっていたが、サリタ女王の亡霊がヌアンを通して伝えようとしていることは何なのか…。国王と2人の王子たちは次第に、ヌアンがその「遠くの地から来た者」だと確信しはじめる。


サリタ女王の残した織物を手にし、すぐにその特徴や意味を読み取るヌアン。しかし、もしかしたら自分がマントラプラの伝承の人物かもしれないと知り、戸惑いを隠せない。姉の結婚準備の手伝いに来たはずが、国の一大事に巻き込まれることになるとは考えてもみなかったからだった…。


2人のプリンセス候補

マントラプラの伝統に従い、王子の妃を公に紹介する時がきた。メディアも注目する儀式で、国王がパットを王位継承権のあるチャイタット王子の妃候補だと紹介し、異議はないか問うと… なんと!王妃が異議を唱え、豪商ファスタ家の娘サウィトリーを妃候補に独自に指名する!えええ?!


会場が騒然とする一方で、伝統に従い、2人の候補者はこれからさまざまな妃教育を受け、どちらがより王子の妃にふさわしいかを競わされることに。条件は妃教育をすべて終了すること。そして、2人のうちどちらであれ、「王家の紋章」を見つけた方が妃になる権利を得る、と。もし紋章が見つからなければ、その時は10年後にどちらかと自由に結婚できる、らしい…なななんだ、この条件…。


白く冷たいサリーの謎

妃候補2人の修行が始まった。3ヶ月間さまざまな妃教育を受け、妃に選ばれる日を待つパットとサウィトリー。すでにファスタ家と王妃の陰謀があちこちに渦巻いている…。同時進行で、ヌアンとキリジ王子、レイおじさんが、サリタ女王のサリーと紋章の謎に挑む。「豪華なサリーもシンプルなサリーもすべて大事」というサリタ女王の言葉と「8月の月」が意味するものは…。


サリーが着る人を選ぶーー。マントラプラの言い伝えをヒントに、妃候補のパットが手に取った1枚の白いサリーを調べるヌアンとレイおじさん。そのサリーはなぜかとても冷たい。8月の月の下で美しく浮かび上がる刺繍に隠されたメッセージを解読しようとするが、どうもうまく繋がらない…。


サリーが着る人を選ぶーー。サリーはその主人が着た時に初めて本当の姿を表す。きっとそこにヒントがあるに違いない。そう考えたヌアンとレイおじさんは、妃修行中のパットを月夜の下に呼び出し、サリーを着付ける。すると月の光に照らされて現れた色鮮やかな連結模様。きっとこの刺繍パターンに王家の紋章の隠し場所のヒントがあるはず…!


そして、冷たいサリーの謎解きが進むと同時に、距離が縮まっていくヌアンとキリジ王子… でも2人とも素直じゃない!果たして、「遠くの地からきた者」はパットなのかヌアンなのか…または両方なのか…?


ところで、王宮でのヌアンのお世話をしているイラ役の女優さん、「ニラの復讐〜美貌に隠された秘密」でもバイフォーンのお世話役として登場していましたね!懐かしい!そしていいコンビ。


クモの糸を求めてシッキムへ

サリタ女王のサリーの刺繍は途中で途切れていた。その刺繍を辿ると、王家の紋章の隠し場所が地図になって浮かびあがる。だが、その地図を完成させるには、シッキムにしか生息しないという特別なクモから採れる「系」が必要。ヌアンとキリジ王子はシッキムへと急ぐ。


シッキムはブータンとネパールの国境近くに実在するインドの北東部の州で、かつてはチベット仏教系の王国だった。2人の王子の曽祖母サリタ女王はこのシッキムの出身だった。彼女自身も「遠くの地からきた者」だった。


一方で、ファスタ一族の手下も別途シッキムへと急いでいた。というのも、妃候補のサウィトリーがヌアンに「真実を話す薬」を飲ませ、サリタ女王のサリーの刺繍の秘密をこっそり聞き出していたからだった。さあ、どうなるクモの糸!


光るクモの洞窟

特別なクモがいるというシッキムの廃屋で、ファスタ一族の一味に襲われるヌアンとキリジ王子たち。命懸けで逃れた森で、ヌアンはマグノリアの花に導かれて、不思議な洞窟へと足を踏み入れる。そこにはたくさんの青白く光るクモが!これぞまさに探していた光るクモの糸だった!


洞窟に駆けつけたキリジ王子がクモを捕獲すると、そもそもクモが大嫌いなヌアンはふと我に返り、そのまま気絶してしまう…そして救急救命の人工呼吸。これはグロテスクなのか…ロマンチックなのか… 一体どっち??


レイおじさん

このシッキムでのクモ採取の旅は、当初の想像を超えてはるかに危険で命がけのミッションに…。ファスタ一味にさらわれたヌアンを助けるため、キリジ王子とレイおじさんは四駆で必死に追いかける。必死の思いでファスタ一味の車を止め、ヌアンを救出し森へと見を隠し、先を急ぐ。


あと数時間進めば、マントラプラとの国境にたどり着く…と思った矢先、レイおじさんが背後から拳銃で撃たれてしまった。傷を隠しながら進むも、やはり体力に限界が。


「マントラプラのために、クモを連れて先を急げ」というレイおじさん…。レイおじさんを置いてはいけないキリジ王子とヌアンの涙に、見ているこちらももらい泣き…。こんなところで突然お別れがやってくるなんて、悲しすぎる…。


シッキムへの旅路がこんなに過酷な結末になるとは、誰が予想しただろう…。物語はすでに佳境への入り口にまできている。


ヘビの猛毒オイル事件

ヌアンがシッキムでクモと格闘している間、王宮では妃候補の姉パットが身の毛もよだつ壮絶な試練を受けていた…。事件は、妃候補者2人の伝統舞踊の授業中に起きた。先生の指導のもとで裸足でダンスを踊っていたパットは、足裏に痛みを感じ、すぐに痛みと腫れで立っていられなくなった。


パットが裸足で踊っていた場所には、ヘビの猛毒を入れたオイルが塗ってあった。人が触れただけで数日で死んでしまうほどの猛毒だった。


足の皮膚からヘビの毒が周り、悲鳴をあげるパット…。気絶するんじゃないかというほどの過酷な解毒治療…。悲鳴に次ぐ悲鳴… もう残酷すぎて、パットが可哀想すぎて、見ていられません…!


この競争は、王子の愛を勝ち取るためじゃない
国王の隣に立つにふさわしい人物かを競うもの
愛する人のために戦うチャンスを


回復するには少なくとも3週間はかかるというのに、「修行を中断することはできない」というパット。なぜなら、王宮の妃候補修行には、15日間連続して修行を休むと妃候補の資格を失うというルールがあるからだった…。


愛とはなんと過酷なものよ…。真実の愛は…命がけ…。


そして、このヘビの猛毒オイル事件を通して、王妃の心境にとても大きな変化が現れる。


王妃はずっとファスタ一族の財力を借りなければマントラプラは破綻すると考えていた。チャイタット王子の結婚を通してファスタ一族と血縁関係になることが、国に残された唯一の存続の道だと考えていた。


だが、パットにこんなにもひどいことを平気でしてみせる妃候補サウィトリー(ファスタ家の娘)を心底軽蔑するようになり、実の息子には愛する人と結ばれてほしいと願うようになる。


そりゃそうだ!チャイタット王子はサウィトリーにはまったく興味がないとはいえ、ライバルを毒まみれにして喜んでるような女と一体誰が結婚したいと思うんだ!?


崖から飛び降りたキリジ王子とヌアン

シッキムでキリジ王子とヌアンが行方不明になってからすでに数日が経っていた。森でファスタ一味に追い詰められ、高い崖から滝壺へと飛び降りた2人。キリジ王子の「僕を信じる?」という言葉を最後に、消息がわからなくなっていた。


もしかしたら死んでしまったのでは…という憶測が飛び交うマントラプラ…。しかし…2人は生きていた!そう、主人公の2人がこんなところで死ぬわけないんです!死なれたらみんなが困るんです!


すごく大変な山道を進み、2人は命からがらマントラプラの王宮へ!大事なシッキムのクモも無事に連れてかえることができ、いよいよクモの糸の生産と、サリタ女王のサリーの残りの刺繍を完成させる時がきました。


いざ、マグノリアの森へ

ヌアンを中心に進んでいくサリーの刺繍。同時に、キリジ王子との関係も深まっていく…。でも、マントラプラ王子の重責を全うするため、軽々しくヌアンに気持ちを伝えられない。お互いちゃんと感じているのに、なんとももどかしくて奥ゆかしい!


一方、王宮では妃候補研修の結果についてカウンシルが協議をしていた。王妃がサウィトリーの悪事の数々を公言するも、ファスタ一味がパットが研修に合格できなかったことを詰問。パットの妃候補資格もここまでかと思われた時…。


協議会場に颯爽と現れるヌアンとキリジ。キリジは「王家の紋章」の在処を示すサリーがあると主張し、ヌアンが完成したサリーを見せる。というのも、王家の紋章がパットの「持参金」となる限り、パットの妃候補としての資格に問題はないんです!


国王の命を受け、キリジとヌアンは王家の紋章を探し出すためにマグノリアの森へと急ぐ!


そして、この森がまたなんとも深い!深すぎる!進めば進むほど木々が多い茂り、サリーの刺繍が示す地図通りに道を進んでいるのかも不安になってくる。どういうわけか木も動く。それに気づいたとことで猫登場。その不思議な猫に導かれ…。


ヌアンとキリジ王子はついに…!廃墟となった王宮跡へとたどり着く!そこには70年前の国王の遺骨と宝箱が!この辺から急にインディ・ジョーンズみたいな展開になります。


マントラプラ王家の紋章

マグノリアの森で無事に王家の紋章を見つけ出したキリジ王子とヌアン。しかし、ファスタ一味はとことんしつこかった!ヌアンが紋章を発見するのなら奪えばいい、ということでまたしてもギャングを引き連れて追いかけてきます。そして物語はいよいよ佳境へ!


なんとしても王族を支配したいファスタ一族のカジットは、ヌアンの必死の交渉にも卑怯な手を使って襲いかかり、紋章の入った箱を奪う。またしても銃で撃たれるキリジ王子…。今度こそ絶体絶命か!?


実はマグノリアの紋章は、「ルビーの装飾部分」(上部)と「紋章」(下部)の2つに分かれており、肝心の紋章はキリジ王子が胸に抱えていた。しかも、その紋章がキリジ王子の命を縦断から守っていたのだった!


ファスタ一族の反乱

ファスタ一族のカジット(父親)にサウィトリー(娘)は本当に懲りない…。己の財力がそうさせるのか、財力では手に入らない権力への執着がそうさせるのか…。今度は王妃を拉致して人質にとり、紋章との交換を迫ってきた…。この辺から急に、マフィア映画のような展開になります。


そして、最後は血の海に…。悪者と対峙すると、あるいは権力を争うと、やはり最後はこうなるしかないのでしょうか…。


ファスタ一族の乱は、父親カジットと娘サウィトリーが、チャイタット王子に王宮引き渡しの署名を迫ったところで、いよいよ終盤戦へ。情勢は二転三転しつつ、国王と軍隊の到着とともに、イカれた父娘のやけっぱちの反乱は失敗に終わったのでした…。


瑠璃色のサリー

たくさんの犠牲を出しつつも、なんとか最後に平和を取り戻したマントラプラ。パットの電撃結婚から始まったドラマは、いよいよフィナーレの結婚式へ。ここで残るストーリーはキリジ王子とヌアンの今後。お互いに「好き」と言えぬまま、離れ離れになってしまうのか…。


キリジ王子は、ヌアンに一枚のサリーを差し出した。赤と金色の刺繍で縁取られた瑠璃色のサリー。結婚式前に王宮で行われるセレモニーでぜひ着て欲しい、と。それはキリジ王子の実の母親アマンダ前王妃のサリーだった。特別な人に思いを伝えるサリーだった。


最後は白いシャツ一枚で

セレモニー当日、予期せぬことが起こる。なんと王妃がキリジ王子の王室での役職が解かれ、今後はキリジ医師として活躍してほしい、というサプライズだった。


一方で、レセプションが始まるなか、タイへの帰国を決意したヌアンはひとり空港へと急ぐ。その知らせを聞いたキリジは、勲章を外し、上着を脱ぎ捨て、空港へと走る。


ヌアンのもとへと走るキリジが、これまでキリジの人生を縛っていた「王子の重責」を振り払うように、少しずつ身軽になって、最後は白いシャツ一枚でヌアンを見つけるシーン、とっても象徴的で素敵です。


素直になる、自分らしくなる、ってこういうことなんです、きっと…。


「サリーの呪い」OST

というわけで、タイドラマ「The Curse of Saree / サリーの呪い」を見始めて、マントラプラ独特の世界観にどっぷりハマってしまいました!イケメン王子たちに美人姉妹のドラマチックな演技も見どころのひとつ。衣装とともに華やかです。


タイトルは「呪い」で、タイドラマらしく、サリタ女王の亡霊と黒魔術師(シャーマン)が出てきます。時代を超えて受け継がれる思いとか、子や孫の世代への願い、みたいなものがこのストーリーではサリタ女王の亡霊のカタチになって表現されていたのかなと思います。


こちらがタイドラマ「サリーの呪い」の主題歌。オープニングで流れる歌で、サビの部分が耳について離れない何度も聞きたくなる一曲。ヌアンとキリジ王子の運命の出会いを感じる素敵なバラード。


ちなみに、最終回のラストシーンは、インドをモチーフにしたマントラプラだけあって、ボリウッド映画的な終わり方に!お気づきの方も多いと思いますが、結婚式で大勢で踊るシーンです。


冒頭以降ほとんど登場することのなかったパットとヌアンのお父さんとお母さんも結婚式には参加しています。ダンスはボリウッド映画に比べてちょっとおとなしめですが、なんにせよハッピーエンドでよかった!


タイドラマ「The Curse of Saree / サリーの呪い」は、少し時代劇っぽいファンタジーがベースで、そこに冒険ミステリーとラブストーリーが融合した非常におすすめのシリーズです。




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