おすすめ度:★★★★☆ タイのユーモアがつまった映画です!
タイの大人気女優ベラ・カンペンが主演する映画「E Riam Sing / リアム・シング」(2020年)は、タイの田舎町を舞台にした昔話のようなドタバタコメディです。タイの風土にぴったりのユーモアが詰まった映画で、軽い笑いが最後の最後まで続く軽快な作品です。とてもおすすめです。
外国人には何がおもしろいのかよくわからないユーモアもある中、ストーリーは容赦なくドタバタと進んでいきます。美人で誰からも好かれる姉を持つ妹のリアムは、少し男勝りというか元気がいいというか、お母さんからももっと姉を見習って女の子らしくしなさいと言われる毎日。そんなある日、姉が誘拐されてしまい、リアムは姉を救出の旅に出ることに。その道中がもうおかしいのなんの!
お姉さんの救出の旅に出る時、お寺のお坊さんに相談に行き、三種の神器のようなものを授かるのもなんともタイらしいです。タイの映画やドラマでは、実社会と同様に、お坊さんに対する尊敬がベースにあるのがいいですね。
リアムの家では大きな水牛トゥイトゥイを飼っているのですが、その水牛の気性が荒く、いつもは手を焼くこともあるんですが、リアムの旅路ではそのトゥイトゥイが大活躍するのもカワイくておもしろい!大きなワニと戦うリアムのピンチを救うシーンも爆笑です。
というわけで、「リアム・シング」おすすめです!
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